臨床検査部
理念
- 臨床に正確・精密かつ迅速にデータを提供するとともに、診断、治療に有益なエビデンスに基づいた検査情報を発信することにより、信頼される検査部を目指します。
- 医療人としての倫理観や思いやりの気持ちを大切に患者様に接します。
活動方針
- 学術活動に積極的に参加し、職能を高める。
- 他部門との連携を図りチーム医療に貢献する。
- 専門性を活かした臨床支援の充実を図る。
精度保証体制
- 良質な臨床検査データを提供するため、内部精度管理を毎日行うほか、各種学術団体等が実施する外部調査に参加し、 検査精度に対する第3者評価を継続して受けています。
★ 参加している外部精度管理調査- 日本医師会臨床検査精度管理調査
- 日本臨床衛生検査技師会臨床検査精度管理調査
- 兵庫県臨床検査技師会臨床検査精度管理調査
スタッフ
臨床検査部長 髙尾 雄二郎
臨床検査技師長 山本 美智子
臨床検査技師:25名
- 日本臨床細胞学会 細胞検査士(3名)
- 日本超音波医学会 超音波検査士(5名)
- 日本静脈経腸栄養学会 認定NST検査技師(2名)
- 日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士(1名)
- 日本心電学会 認定心電検査技師(2名)
- 日本臨床衛生検査技師会 認定病理検査技師(1名)
検査部のご紹介
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生化学検査生化学検査のページヘ
血液は、全身のあらゆる組織を循環して細胞に栄養分を運ぶと同時に、老廃物を受け取っているため、常に全身の健康状態を反映しています。
血液(血清)の中には、酵素・糖質・脂質など生命活動を維持するのに欠かせない物質がたくさん含まれています。生化学検査ではそれらの成分を分析し、 その物質がどの臓器から出たかを調べることにより、疾患の診断、治療、予防に役立てています。
検査所要時間:検体が検査室に届いてから 30分~40分
生化学自動分析装置
免疫・血清学検査免疫・血清学検査のページヘ
≪感染症検査≫
体内にウィルスや細菌などが侵入すると体内で免疫機能が働き、抗原の増殖を弱めたり排除しようとする抗体を産生します。 それらを測定し、感染の有無を調べます。
検査所要時間:検体が検査室に届いてから 約60分
≪腫瘍マーカー≫
がんには多くの種類がありますが、中には腫瘍マーカーと呼ばれる、そのがんに特徴的な物質を産生するものがあります。 それらを測定し、がんの早期発見や治療後の経過観察に役立てます。
検査所要時間:検体が検査室に届いてから 約60分
全自動化学発光酵素免疫測定システム
血液検査血液検査のページヘ
血液中の赤血球、白血球、血小板などの数を機械で測定したり、白血球の種類や異常細胞の有無などを顕微鏡で調べる検査を行っています。 それらの検査の結果は、貧血の種類や程度や原因そして炎症の有無を知る手がかりとなります。
また、血液の固まりやすさや固まった血液を分解する程度を検査する凝固・線溶検査なども行っています。 出血の症状がみられたときには、この凝固・線溶検査を行います。
検査所要時間:検体が検査室に届いてから 約10分~40分
全自動血液分析装置
生理・生体検査生理・生体検査のページヘ
患者様の身体に直接電極やプローブ等の端子を当てて検査をします。
12誘導心電図 | 基礎代謝検査 |
ホルター心電図 | 体組成検査 |
トレッドミル検査 | 眼底検査 |
肺機能検査 | 終夜睡眠ポリグラフィー |
血圧脈波検査 | 心エコー |
心肺運動負荷試験 | 腹部エコー |
脳波検査 | 頚動脈エコー |
神経伝導検査 | 血管エコー |
聴性脳幹反応(ABR) | 乳腺エコー |
超音波検査装置
病理・細胞診検査病理・細胞診検査のページヘ
病理検査は、組織診、細胞診と呼ばれる検査からなり、手術あるいは、内視鏡などで採取したものを顕微鏡で観察できるように処理し、診断する検査です。
★病理診断科紹介ページヘ
2022.7.14更新