赤穂市民病院

お知らせ

病院及び介護老人保健施設の令和4年度の決算状況

病院事業の決算

業務の状況

令和4年度の延利用患者数は入院86,386人、外来147,085人でした。

一日平均患者数は入院237人、外来605人で、医師、看護師など総勢418人の職員で医療活動を行いました。

令和4年度においても、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の兵庫県重点医療機関として感染症患者の治療に注力するとともに、経営改善と医療安全に取り組み、地域中核病院として、安全安心な医療の提供に努めてまいりました。また、令和4年6月から6回にわたって開催された外部有識者による「赤穂市民病院ガバナンス検証委員会」において検証を行い、令和5年3月に今後の医療安全の推進体制やガバナンスのあり方等についての提言を受けました。

医療機器については、全身用X線CT診断装置などを更新しました。

経理の状況

経営状況を表す収益的収支については、総収入95億5,513万円、総支出93億615万円、純利益2億4,898万円となり、2年連続の黒字決算となりました。

資本的収支は、企業債などの収入8億6,614万円に対し、医療機器整備や企業債償還などの支出13億1,823万円となり、不足分の4億5,209万円については、一時借入金で措置しました。

介護老人保健施設事業の決算

業務の状況

令和4年度の入所利用者は、長期利用者が457人増加、短期利用者が152人減少したため、前年度より305人増加しました。通所利用者は、前年度より59人増加しました。

結果として、令和4年度の入所利用者数は延15,366人(一日平均42.1人)、通所利用者数は延5,657人(一日平均26.0人)となりました。

経理の状況

経営状況を表す収益的収支については、総収入2億7,989万円、総支出3億3,456万円となり、5,467万円の純損失となりました。

また、施設の建設改良などを表す資本的収支は、一般会計出資金などの収入6,271万円に対し、企業債償還金などの支出6,679万円となり、その不足額408万円は過年度分損益勘定留保資金で補てんしました。