赤穂市民病院

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救急科の紹介

2021年から救急科専門医が常勤医として就任し、平日日中の救急医療は主に救急科専門医が初期診療を行っています。また重症患者さんが発生した際には、赤穂市消防本部と連携して医師が現場に赴き、1分1秒でも早く治療を開始できるように病院前救急診療を行っています。開業医の先生方からの救急車での紹介に関しても医師が直接お話を伺い円滑に受入を行っています。

  • ヒートショックに注意しましょう!

入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で溺れて亡くなるという不慮の事故が冬場に多く発生します。この事故の大きな原因がヒートショックと言われています。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、厚生労働省人口動態統計(令和3年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は4,750人で、交通事故死亡者数2,150人のおよそ2倍と言われています。急な温度差による血圧の急激な変化が冬場の入浴時にヒートショックが発生する大きな原因の一つですので、冬場こそ入浴時に気を付けてください。

  • 以下の対策をご検討ください

・入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく

・湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする

・浴槽から急に立ち上がらない

・食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける

・お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける

・家族は入浴中の高齢者の動向に注意する

※政府広報オンラインから画像を引用 
参考・引用:日医on-line・政府広報オンライン