トピックス
難病患者さんの在宅リハを支援します
コラム
※視線入力装置を用いたコミュニケーション訓練
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは?
運動神経に障害が生じ、喉や舌といった呼吸や会話・物を食べるのに必要な筋肉や、手足の筋肉を動かす力が次第に失われていく難病です。症状が軽くなることはなく、進行速度が早いのが特徴です。
どのような症状が起きますか?
歩いたり物を持ったりする事や、食べ物を飲み込んだりする事が次第に難しくなります。
症状が進行すると寝たきりとなり、会話でのコミュニケーションや、自力で呼吸する事が困難になります。
どのようなリハビリをするのですか?
残された機能を維持するために、手足の運動や話す・食べる練習、呼吸練習などを行います。
家族さんには進行状態に合わせた介助方法や、福祉用具の選定と導入を行います。
また、視線入力装置を用いてパソコンを介したコミュニケーション方法の確立や、声でテレビやエアコン・照明などの操作をするAI機器を導入し環境調整を行います。
※声で家電操作するAI機器の導入(環境調整)
通院が出来なくなったら、リハビリはどのようにすればよいですか?
患者さんの自宅でリハビリを行う、訪問リハビリなどを利用できます。
また、医師や看護師、ヘルパーやケアマネジャーなどと一つのチームとなって連携し、患者さんと家族の生活を包括的にサポートしていきます。
※チームによる介入