赤穂市民病院について

院長あいさつ

院長

 「平成から令和へ」

 今年5月には元号が変わり令和元年となりました。病院職員一同新たな気持ちで、地域住民のための保健、医療活動に邁進いたします。

 平成31年4月には、おかげさまで常勤医師不在であった、耳鼻科、眼科、病理診断科にそれぞれ常勤医師を採用することができ、また整形外科医は3名増え計4名となりました。その結果、常勤医師総数は前年度より8名増え、計73名となりました。令和元年度は診療科医師の偏在をなくす様病院あげて努力いたします。

 当院は兵庫県の旧西播磨二次医療圏域の中核病院で、隣接する岡山県の南東部(東備地区)も含めた周辺人口約20万人の地域住民に責務がある病院です。「恕」(思いやり)を院是、「良い医療を、効率的に、地域住民とともに」を基本方針として、地域住民の健康増進のため、他の医療機関や保健福祉分野と力を併せ、地域中核病院として、当地域の医療を担うと共に、さらに高度な医療に対応できるよう努力しています。

 特に近年は周辺の人口減にともなう患者減、市内外の病院による積極的な集患(患者集め)、国の総医療費増加抑制のための入院日数短縮政策、当院一部診療科の医師の偏在などの逆風が吹き、当院は厳しい経営状況にあります。このピンチはチャンスと考え、今後当院が生き残るために、当院の医療サービスをさらに高めると同時に、近隣の病院との交流・連携を深め、患者さんに対して効率の良い、いわゆる地域完結型医療の実現を行います

 当院の目標を平成29年4月から以下のようにしています。

 (1)地域の住民に信頼され、頼りにされる病院であること。

 (2)当院職員が働きやすく、やりがいをもって働けること。

 (3)医療水準と医療安全の向上を図ること。

 (4)健全経営を行う。

これらの目標の達成は道半ばです。引き続き病院あげて努力いたします。

 さらに当院の令和元年度の重点目標の一つ目は救急患者さんを断らないことであります。地域の救急搬送患者の受け入れを症状だけを聞いて断らず、まず受け入れ、診察して対応するようにしています。

 当院で救急受け入れを断ると、患者さんは姫路や岡山の病院まで行かなければなりません。救急要請があればまずは当院で受け入れ、初期対応、加療の上、どうしても当院で対応できない患者さんは当院で応急処置した後、医師同伴で三次救急病院へ搬送またはドクターヘリを依頼するようにします。救急は患者さんが一番困った場面で、医療の原点です。そして職員が救急医療に立ち向かって精一杯努力した結果生じたトラブルは職員個人の責任にせず、病院全体で対応しています。

 また当院の重点目標の二つ目は職員1人1人の労働生産性向上であります。常に職員に伝えていることは「医療は究極のサービス業である」ことです。近年、日本は少子高齢化、生産人口減に伴い、様々な産業において生産性が求められています。日本の未来は過去の延長線上にはありません。今までのやり方を当然のように続けるのではなく環境の変化に柔軟に対応し、変化できる物のみが生き残る時代となっています。医療も例外ではありません。当院も今、様々な意味で重大な変革期に来ています。提供する医療の質、量を担保しながらそれにかける、労働時間、費用等の負担をへらすことが大切です。それが働きかた改革の真髄であります。その中で重要なことの一つはチーム医療の推進です。タスクシフト(業務を他の部署に移管すること)も必要ですが、もっと大切なことはタスクシェアリング(他の部署と業務を分かち合い、助け合うこと)であります。

 令和の時代、働き方改革は当院にとって取り組むべき重要なテーマです。

 令和の時代がこの地域の皆さん、当院職員にとって生き甲斐、やり甲斐、幸福感を得られる一時代となることを期待しています。

令和元年6月
病院長  藤井 隆

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