赤穂市民病院

骨折リエゾンサービス(FLS)チーム

チーム概要

骨折リエゾンサービス(FLS)とは、さまざまな職種が連携して、脆弱性骨折後の患者さんに対して、「骨粗鬆症治療開始率」と「治療継続率」を向上させ、リハビリテーションの視点から転倒予防を行うことで、二次骨折を予防し、骨折の連鎖を断つことを目指す取り組みです。

メンバー

  • 医師
  • 看護師
  • 理学療法士
  • 放射線技師
  • 臨床検査技師
  • 薬剤師
  • 管理栄養士
  • ソーシャルワーカー
  • 診療情報管理士

活動内容

FLSを実施するすべての施設が二次骨折予防の取り組みを効率的に行うために、最低限必要な指標である「骨折リエゾンサービス(FLS)クリニカルスタンダード」に基づいて活動を行います。

脆弱性骨折の患者さんに対する骨粗鬆症の治療開始率と継続率を向上させるためには、次の5つの要素(ステージ)が重要なポイントであると示されています。

  • 対象患者の特定(Identification)
  • 二次骨折リスクの評価(Investigation)
  • 投薬を含む治療の開始(Initiation)
  • 患者のフォローアップ(Integration)
  • 患者と医療従事者への教育と情報提供(Information)

西播磨地域の基幹病院である当院が主体となり、地域住民の健康寿命を延ばすために、脆弱性骨折の患者さんの治療状況把握から関連病院・クリニックとの連携までの活動を行います。