赤穂市民病院

耳鼻咽喉科

診療予定

耳鼻咽喉科
午前松浦★宮沢★濵口
午後手術手術甲状腺エコー
(予約制)
(※)

(予約制)
(※)
濵口
(予約制)
(※)
補聴器外来
(予約制)
(※)

この印(※)がついているところは予約が必要となります。

診療内容の概要

耳鼻咽喉科では首から上の脳・目・脊椎を除く領域を広く扱っており、お薬の治療から手術や放射線治療まで多種多様な治療を行っています。特に、鼻副鼻腔疾患、甲状腺腫瘍(悪性を含む)、急性疾患の診療に力を入れています。

当科では、みみ、はな、のどの目で見てわからない部分を電子内視鏡で映像としてお見せするなど、できるだけ分かりやすい診療を心がけています。また、かかりつけ医療機関や高次医療機関と連携することで、質の高い医療を提供します。

耳の領域

主な対象疾患
難聴、耳鳴症、めまい症、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、滲出性中耳炎、突発性難聴、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、顔面神経麻痺

慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対しては、京都大学病院と連携し専門医による中耳手術を行っています。お子さんの滲出性中耳炎に対しては全身麻酔で鼓膜換気チューブ留置術を行っています。突発性難聴・顔面神経麻痺に対するステロイド投与は全身投与のみならず鼓室内投与も必要に応じて行っています。 補聴器をご希望の方には、聞こえの検査や耳の診察をした上で、毎週木曜日午後に補聴器のご案内・調整をしています。

鼻の領域

主な対象疾患
アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎、急性・慢性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、鼻出血症

鼻症状を引き起こす原因が何であるか、アレルギー検査や内視鏡検査、画像検査などを用いて診断し、薬物療法、免疫療法あるいは手術療法を行っています。
当科では内視鏡を用いた「鼻づまりをよくする手術」と「蓄膿症(副鼻腔炎)の手術」を積極的に行っています。鼻づまりの原因には、鼻中隔の曲がりや下鼻甲介の腫れ、鼻茸、アレルギー性鼻炎など様々です。これらの原因が複数組み合わさって鼻がつまっていることも多く、それぞれの原因に応じた治療を行います。副鼻腔の手術の際はナビゲーションシステムを用いて安全かつ丁寧な手術をこころがけています。難治性の好酸球性副鼻腔炎に対する手術及び生物学的製剤の投与も行っています。

頭頸部腫瘍の領域

主な対象疾患
甲状腺腫瘍(悪性を含む)、唾液腺腫瘍、舌口腔がん、喉頭がん、咽頭がん

内視鏡・画像・病理検査を行い診断の上、手術・放射線・化学療法などの治療を行っています。再建手術を要する進行癌に関しては他院に紹介しています。毎週水曜日の午後に甲状腺のエコー及び穿刺吸引細胞診を行っています。

咽頭・喉頭・その他の領域

主な対象疾患
慢性扁桃炎、アデノイド肥大、扁桃周囲膿瘍、咽喉頭炎、咽喉頭異物、声帯ポリープ・嚢胞、唾石症、嚥下障害

慢性扁桃炎・アデノイド肥大・声帯ポリープ・唾石症に対して手術治療を行っています。咽頭・喉頭の症状に対しては、内視鏡でしっかり観察し、原因となる病変や障害の程度を評価します。嚥下障害に対しては、嚥下内視鏡検査を主に行っています。

スタッフ紹介

氏名 科長 役職 専門資格
椛 慎治 耳鼻咽喉科部長 日本耳鼻咽喉科学会専門医
京都大学医学博士
京大特定助教兼任
濵口 清海 耳鼻咽喉科部長
宮沢 文美 耳鼻咽喉科医長
松浦 有希子 耳鼻咽喉科医師

症例数・治療実績

外来延べ患者数 入院延べ患者数 平均在院日数
5,265 777 7.58

医事システム年報より(令和5年度)

疾病上位5位
疾病名 退院患者数
前庭機能障害 22
甲状腺癌 6
慢性副鼻腔炎 6
顔面神経障害 4
急性扁桃炎 4
急性声門下喉頭炎 4

退院患者諸統計より(令和5年1月~12月)

手術上位5件
手術名 件数
内視鏡下鼻腔手術、内視鏡下鼻副鼻腔手術 27
口蓋扁桃手術、アデノイド切除術 10
経鼻腔的翼突管神経切除術 9
甲状腺手術 7
気管切開術 7

退院患者諸統計より(令和5年1月~12月)